脳は見た目から逃れられない

「外見格差」は脳のせい!
「ルッキズム」が加速する残酷な脳と社会をどう生き延びるか――?
ルッキズムという言葉が浸透してきた今日。外見至上主義自体は遥か昔、古代エジプトから存在している。「人を見た目で判断してはいけない」といわれるが、私たち人間は「見た目で差別する」脳を持っているのだ。しかし、しょうがないと片付けるには、社会はあまりにも残酷になりすぎた。以前から外見に関するスラングはさまざま生まれていたが、現在の「顔整い」「カショオ(過食嘔吐)」「ビジュ」「爆美女」「スぺ120」「マンジャロ」という単語を目にしたことはあるだろうか。SNSが加速させた外見での差別が、過剰な整形だけでなく拒食症まで深刻化させている。そこで本書では、外見で差別する脳のメカニズムを解説するとともに、現代を生きる私たちは外見至上主義社会をどう生き延び、自分とどう対峙していけばいいのかを解説する。私たちは、「見た目が9割」の脳と社会を変えられるだろうか?はじめに 「外見」から逃れられない……のは、あなたではなく脳のほう