60歳すぎたら 血糖値は下げなくていい

高齢になると「血糖コントロール」の健康常識が大きく変わります。血糖値は、高血糖よりも低血糖のほうがずっと危険です。糖尿病は、じつは「血糖値を下げなきゃいけない病気」ではなく、「低血糖にならないように、血糖値を高めにキープしなきゃいけない病気」なのです。本書では、ベストセラー『80歳の壁』の著者・和田秀樹医師が、「高齢世代の血糖コントロールの新常識」をわかりやすく解説。最新医療研究と高齢者医療に長年携わってきた経験に基づいた提言とアドバイスには、高齢期を健康で幸せに生きるためのヒントが満載です!
<新常識の例>
・高齢者の場合、血糖値の上昇よりも、血糖値が「下がりすぎる」ことのほうが危険!
・薬で血糖値を下げすぎると、「低血糖発作」で命を落としかねない
・糖尿病は「血糖値が上がる病気」ではなく、「血糖値が動く病気」だと心得る
・世界の医学の常識では、ヘモグロビンA1c「7~8%」がいちばん健康
・糖尿病があっても「厳しい食事制限」は必要ない
・糖尿病は「筋肉減少病」のようなもの。だから、スクワットで「下半身の筋肉」を刺激しよう!
——など