略歴

和田秀樹

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。

東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長、 立命館大学生命科学部特任教授 。

1987年の『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られ、代表を務める緑鐡受験指導ゼミナールは毎年無名校から東大合格者を出し、話題となっている。

2007年12月劇映画初監督作品『受験のシンデレラ』でモナコ国際映画祭最優秀作品賞受賞、2013年12月には第二回監督作品『「わたし」の人生』(介護離職をあつかった人間ドラマ、秋吉久美子、橋爪功がモナコ国際映画祭で主演女優賞、主演男優賞を受賞し、自らも人道的作品監督賞受賞。

主な著書に『80歳の壁』『ぼけの壁』(幻冬舎新書)『テレビの大罪』(新潮新書)、『受験は要領』『[新版]「がまん」するから老化する』(PHP文庫)『自分が高齢になるということ【完全版】』(朝日新書)、『大人のための勉強法』『老人性うつ』『老いの品格』(PHP新書)『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『自己愛の構造』(講談社選書メチエ)『医学部の大罪』(ディスカバー21携書)『人は感情から老化する』(祥伝社文庫)など800冊を超える。翻訳書に『「あいだ」の空間――精神分析の第三主体』(トマス・オグデン著、新評論)『トラウマの精神分析』(ロバート・ストロロウ著、岩崎学術出版社)などがある。