高齢になれば、当然「老い」が降りかかります。心身ともに健康でいることがむずかしくなるのです。内臓の病気や足腰の弱体化といった身体の健康の不安だけでなく、認知症や老後ウツのよう脳や心の健康にも不安が生じます。長寿の日本人にとっては、老後、身体に不調が起こることから逃れられません。同時に、脳が健康ではなくなる“ボケ”からも逃れられません。老化から逃れることはできなせんが、「遅らせる」ことは可能です。本書は、そのような“老い”に対し、前向きにとらえるための指南書です。脳と体の両面を解説していきますが、とくに、ボケに対するポジティブな考え方、暮らし方にページを割いてます。もちろん、身体的な老化防止やボケないための暮らし方もていねいに紹介していきます。