ひとりでも幸せに生きる

ひとりでいる時には、寂しさや不安を感じたりしますが、自分の好きなことに熱中でき、他人に気を使って疲れる、というようなことはありません。孤独への恐れは誰にでもありますが、一方私たちは、自分の好きなように生きたい、誰かに合わせることなく、ありまままの自分でいたい、とも思うのです。
誰の中にも、ひとりになりたい時と、誰かと一緒にいたい時があります。ひとりでいる時間は、本来の自分に気づくことのできる、幸せ時間でもあります。高齢になっていくと、ひとりでいる時間が
増えていきます。
ひとりでいても、誰かとつながりながら、ひとりの時間を自分らしく、幸せを感じながら過ごす。本書では、ひとりでも幸せで充実した時の過ごし方や考え方を、精神科医の著者がわかりやすくアドバイスします。